FXとは為替の相場変動を利用した投資であり、通貨を買った(または売った)ときと決済を行ったときの相場の差分が損益となる仕組みです。取引を行うにはFX業者に口座を開設して証拠金を入金し、インターネットを使って売買の指示を出します。これはパソコンだけでなく、携帯電話、スマートフォン、タブレットで使えるツールが各業者で用意されているため、インターネットに接続できる環境があればどこからでも取引を行えます。株取引と異なり、世界中の市場で取引が行われているため、土日を除けば24時間取引を行うことができます。

また、通貨は買うことから始める必要はなく、売りから始めることもできるため、どのような景気であっても利益を出す機会があります。FX業者を選ぶときのポイントとして、スプレッドと呼ばれる数値があります。これは買値と売値の差を示すものであり、取引における実質的な手数料になります。決済のたびに必要になるため、スキャルピングやデイトレードなど、決済の回数が多い取引ではこの数値が低い業者を選ぶと利益を出しやすくなります。

FXにはスワップと呼ばれる数値もあり、取引で利用する2通貨の金利差を示しています。これはその通貨を保持して日を跨ぐたびにそのポイントの損益が発生するもので、長期保有をするときに重要となり、値が大きいほど利益を出しやすくなります。スプレッドとスワップはそれぞれで適している業者が異なるため、取引方法によって複数の業者を使い分ける必要があります。掛売りの決済のことならこちら