FXは外国の為替の売り買いによってその差益をえる投資の取引です。為替を買って値上がりすれば決済して利益をえることや為替を売って、値下がりすれば買戻しの決済をして利益をえるという投資の方法により売り買い両方でものです。しかしこのFXは、このように売り買いを繰り返しで利益をえるというだけではなくまた別な方法でも投資として活用できるものがあります。それが為替のよるスワップつまり金利差を利息の替わりに受け取る方法です。

日本ではいまでは金利は最低レベルで100万円を一年預けても500円ぐらいしか利息がないです。外国では通貨によりますが金利が3%というものがあり、オーストラリアドルやニュージーランドドルなどはこのレベルで、南アフリカのランドでは10%、ブラジルのレアルでは15%にもなりますのでこれらの通貨を所有するだけでその金利差であるスワップを得ることができます。そのスワップは1日単位でつき、1万通貨で1日70円から100円にもなります。月に換算すれば3000円ぐらいの利息になり、年間で36000円も利息がつき日本の低金利では考えらえないパフォーマンスです。

但しこのFXのスワップにも短所があり、それは外国為替の変動により元本割れです。例としてオーストラリアドルを100円で1万通貨で所有していた場合に、これが90円になれば10万円の含み損になります。しかしレバレッジを下げて長期で所有するのであればこの為替の変動も元に戻ることが多いので解約しないつもりの定期預金として所有することも可能で所有しておればスワップは得られるので有効が投資ともいえます。